浅草フランス座 演芸場 東洋館 と縁深い2人の大芸人(大衆芸能の魅力 2) / 『渥美清―浅草・話芸・寅さん』 堀切 直人著 と 『フランス座』ビートたけし著 を読む
前回からの続き。東洋館の前身はフランス座というストリップ劇場、ストリップの合間にコントなどをやっていた時に専属の芸人の一人となったのが寅さんで有名な渥美 清。一冊の本を読んで、渥美清はフランス座をはじめとした舞台で大活…
前回からの続き。東洋館の前身はフランス座というストリップ劇場、ストリップの合間にコントなどをやっていた時に専属の芸人の一人となったのが寅さんで有名な渥美 清。一冊の本を読んで、渥美清はフランス座をはじめとした舞台で大活…
リトムニェジツェ(Litoměřice)に逗留したことには訳がある。それは、ここから5キロほど離れた街テレジーン(Terezín)を訪問するためであった。テレジーン(ドイツ語名 テレージエンシュタット)は名前の通りマリ…
中東への旅に一時期とてもハマり、その都度ヨルダンには立ち寄った。中でもナバテア文明(Nabataeans)の首都であったヨルダン南部のペトラ(Petra)の遺跡は印象的で、付近のワジラム/ワディラム砂漠と共に2度ほど訪…
前回からの続き。前回はゲルハルトによる「スター・ウォーズ」演奏をご紹介したが、もちろんジョン・ウィリアムズによるオリジナルのサウンドトラック群も素晴らしい。各エピソード順に全編を通して聴くと、ウィリアムズは鬼気迫るよう…
昨年プラハ聴いた印象的なコンサート、そして突然出会った一冊の書籍、これらが今回の旅の行き先であるドイツのゲルリッツ(Görlitz)とポーランドのズゴジェレツ(Zgorzelec)を決定的にした。コンサートの演目はメシ…
前回からの続き。BBCプロムス(The Proms)とは、ロンドンのハイドパーク横の巨大ホール、ロイヤル・アルバート・ホールにて8週間にもおよぶ世界最大の夏のクラシック音楽祭。そして最終日の夜は盛大に盛り上がる。これは…
激戦下、135人の編成隊員のうち、助かったのは27人でした。私は一日中、菜の花畑に身を潜ませていました。一面の菜の花。遠くにかすんで見える村。あの風景は一生忘れられません。-クルト・マズア(Kurt Masur)201…
・リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)さんを聴く旅 前回からの続き、パリのラジオ・フランスでムーティさんの指揮する音楽を聴いたが、そこにいたるまで、こんな顛末があった。 2016年2月シカゴ交響楽団を振る…
みすず書房旧社屋 潮田登久子著久しぶりに宝物にしたいような素晴らしい本に出会った。 みすず書房と言えば、古書店で背表紙を眺めるのが1番楽しい出版社。清々しくて高尚な白の背表紙に美しい書体のタイトルが並ぶ。今、ハマってい…
東京駅に位置する東京ステーションギャラリーにおいて、第一次大戦前後を中心に活躍したオランダのアーティスト、メスキータ(Samuel Jessurun de Mesquita)の版画を見てきた。そして、東京ステーションギ…