色彩と線の画家クレーによるアーティスト論評と谷川俊太郎も惚れこんだ魚の絵 / 『クレーの日記』と『クレーの絵本』を読む

素晴らしい装丁だけでも手にしたくなる『クレーの日記』。クレーはヴァイオリンの腕もプロ級で、文筆力を含め才人だった。そのクレーが淡々と日常を描いた日記の中からアートや音楽について抜粋をまとめてみた。クレーは絵画のみならず…

バウハウスの見せ方上手なミサワホームの博物館とバウハウスデザインの面白本 / 『バウハウスと茶の湯』山脇 道子著を読む

ミサワホームのバウハウス展と書評 この展覧会で、カンディンスキー出題の課題をやった後、彼の絵画や作図を見ると、あの奇妙な直線と円で構成される絵画に、しっかりと理論的な裏付けがなされていることを、驚きをもって理解できた。