初夏の松崎港のキャンプ場 / 松崎で出会ったシベリア抑留の老人の話と平和祈念展示資料館
今から4,5年ほど前、本格的な夏の始まる前の今時分のことである。伊豆の松崎港にツーリングがてら1人キャンプにでかけた。ちょうど読んでいる『グローブトロッター 世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』という本に明治の築地ホテルが…
今から4,5年ほど前、本格的な夏の始まる前の今時分のことである。伊豆の松崎港にツーリングがてら1人キャンプにでかけた。ちょうど読んでいる『グローブトロッター 世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』という本に明治の築地ホテルが…
列強との争いに生き残りをかけ、芸術大国たろうとしたミュンヘン、またヴィッテルスバッハ家に代々受け継がれている芸術称賛の姿勢によって首都ミュンヘンの芸術基盤、美術も音楽も素晴らしい環境が整い、それがコンサート会場や ピナ…
かつて芸術大国として生き残りをかけたミュンヘン、その切実なるルードヴィヒ1世の想いが現在のアルテ・ピナコテークの充実した収蔵品にあらわれている。時はナポレオン戦争終結後、ドイツ統一前夜の激化する諸国情勢の最中、劣勢のバ…
前回からの続き。ロンドン郊外に精神疾患の治療の一環で取り入れたアート作品や治療の歴史などを展示している博物館「ベスレム こころの博物館(Bethlem Museum of the Mind)」と 「ベスレム ギャラリー…
ポーランド第4の都市 ヴロツワフ/ ブロツワフ / ブロツラフ(ドイツ語名ブレスラウ)。歴史は古くクラクフやグダニスクにも負けない美しい街である。元はスラブ民族の土地であったが、その後ハプスブルク家支配下の時代もあり、…
今回の旅のテーマは、東プロイセンとハンザ都市を巡ることだったのでマルボルク城(Zamek w Malborku)/ マリーエンブルク城は外せない訪問地であった。マルボルクのドイツ名はマリーエンブルク (Marienbu…
プラハ近郊の魅力的な町をご紹介。あわせて若かりし頃のドヴォルザークの足跡をたどる。● リトムニェジツェ リトミエルジツェ (Litoměřice) ・リトミエルジツェ郷土博物館(Oblastní muzeum v Li…
アメリカ シカゴを訪れた際に海外ドラマ『ダウントン・アビー』の衣装展を観た。このドラマは第一次世界大戦をまたぎ、英国社会が大きく変化していく様を描いている。この時代のイギリスでは、政治体制、女性の進出や王制や貴族社会へ…
ズデーテン地方は、チェコ語で Sudety、ドイツ語は Sudetenland、ポーランド語では Kraj Sudetówと呼ばれ、現チェコとドイツの国境付近の一帯。文化が交わる場所でもあり、歴史が交差する地帯なのでト…
前回からの続き。ベルリンでオートバイをレンタルし、旧東ドイツ(DDR)圏のロングツーリングを終え、いよいよバイクの返却日。返却前にドイツ空軍博物館(Luftwaffenmuseum Flugplatz Gatow)とポ…