遂にというか、とうとう普段使いをしている250cc スクーター、ホンダ フォーサイト (Foresight)のバッテリーが昇天した。 前回交換時から7年、かなり長生きしてくれたほうだ。
スイッチが入っていないはずのグリップヒーターのレベルランプがうっすら点滅し、バッテリー切れの兆候はなんとなく感じていた。この点滅はグリップヒーターにバッテリー電圧との連動機能がついている為である。
バッテリーの電圧が低いときは自動的にヒーターがスリープモードに入り、バッテリーを守る。そのスリープモードであることを点滅で示しているのだから、すなわちバッテリーがかなり弱くなっていたのだろう。そんな兆候を把握しつつも、まだイケるとギリギリまで放置してしまった。
もう一台の BMWのバッテリー交換 に比べると遙かに簡単なのと、最近はバッテリーがけっこうお高めなお値段で、そういった意味でもバッテリー交換を躊躇していた。
● ホンダ フォーサイトのバッテリー TX12-BSなど
前回7年前(2012年10月)は秋葉原までバッテリーを購入しに行った。 そこで、super-cheap TX12-BS とい言う 3,885円の格安バッテリーを買ってきた。しかし、super-cheapとは凄いネーミングだ。しかも箱書きと異なり、本体のほうには STX12-BS とSが追加された型番になっていて、いい加減な感じがどこまでもする。
そして、こちらが当時元々ついていたユアサの YTX12-BS
前回は店頭購入をしたが、ネットでも様々なものがあるので、今回はamazonで購入することにした。ちなみに、昨今のバッテリー価格の高騰は凄まじく、ユアサなどはスクーター用でも1万円ほどする。
前回も安価なものを購入したが7年と長持ちしたので、今回も安価なものでかまわないだろう。そこで、Amazonでも悪評が少ないものを探し、「MTX12-BS 密閉式」というものを選択してみた。尚、すぐに使えなくなるのも癪なので、1年保証(2020年9月購入)とあるものを選んだ。
ホンダフォーサイトのバッテリーには、YTX12-BSの型番に準拠しているもので ATX12-BS、STX12-BS、MTX12-BS、NBC-12-BS と言う名称がつけられているものが適合する。これらは4,000円ほどと、前回購入したものとほぼ同額。はてさて今回購入したバッテリーはどれくらいもつだろうか。
★現在2年以上経過しましたが、問題なくバッテリーは稼働中★
2年目の冬も問題なく乗り越え、約3年も問題はなく経過しました。
● ホンダ フォーサイトのバッテリー交換のしかた
①シートを開き、荷物収納スペース下部にあるシートをめくる。矢印のネジをプラスドライバーで取り除くとカバーがはずれる。
②バッテリーが現れるので、端子からコードを外して、手前に引き出せばバッテリーは簡単に取り外せる。
③同型か確認し、端子のねじ穴サイズも合わせて確認する。ねじ穴が大きい場合はコード先の金属板の穴をドリルピットなどで少々大きく加工する。
④交換用のバッテリーをシート下に入れ、②、①と逆の手順で格納すれば完了
※ちなみに大型バイクのバッテリー交換はこんなに↓たいへんです(笑)。あまりの違いに唖然。
BMW R1150R のバッテリー交換 / ツーリングシーズン到来に向けて
● おまけ ホンダ フォーサイトのリアサスペンション交換
今乗っているフォーサイトEXは2代目でフォーサイトSEから乗り換えた。先代フォーサイトも38,000Kmほど走った時、リアサスペンションにくだびれた感があって車両ごと買替えた。今乗っているフォーサイトEXは2009年11月に 13,724kmで購入し、現在メーターは38,000kmを指している。先代と同じ頃合いに後ろのサスペンションが効かなくなった案配である。
あれだけ走っていたフォーサイトも最近はかなり見かけなくなっており、もう買い換えは難しそうだ。250CCの大型スクーターで小ぶりなタイプの新車はもう存在しないので、もう少し乗ってみることに。
今回は後輪のタイヤ交換もあったので、バイク屋さんでリアサスペンション交換をやってもらうことにした。代金は、リアサスペンション本体が21.400円、工賃 8,500円。
走りにキレがでて見違えるようだ。もうしばらく乗り続けてみようと思う。