ラジオ・フランスで聴いたコンサート / ムーティの演奏と彼の傑作な自伝『はじめに音楽 それから言葉 』を読む
・リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)さんを聴く旅 前回からの続き、パリのラジオ・フランスでムーティさんの指揮する音楽を聴いたが、そこにいたるまで、こんな顛末があった。 2016年2月シカゴ交響楽団を振る…
・リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)さんを聴く旅 前回からの続き、パリのラジオ・フランスでムーティさんの指揮する音楽を聴いたが、そこにいたるまで、こんな顛末があった。 2016年2月シカゴ交響楽団を振る…
みすず書房旧社屋 潮田登久子著久しぶりに宝物にしたいような素晴らしい本に出会った。 みすず書房と言えば、古書店で背表紙を眺めるのが1番楽しい出版社。清々しくて高尚な白の背表紙に美しい書体のタイトルが並ぶ。今、ハマってい…
素晴らしい装丁だけでも手にしたくなる『クレーの日記』。クレーはヴァイオリンの腕もプロ級で、文筆力を含め才人だった。そのクレーが淡々と日常を描いた日記の中からアートや音楽について抜粋をまとめてみた。クレーは絵画のみならず…
2018年の東急ジルベスターのカウントダウンで「アイーダ 凱旋行進曲 」ラストの15秒伸ばし事件を「えぇもちろん計算通りです」と平然と答えた若手指揮者に惚れこんだ。その名はアンドレア・バッティストーニ(Andrea B…
ミサワホームのバウハウス展と書評 この展覧会で、カンディンスキー出題の課題をやった後、彼の絵画や作図を見ると、あの奇妙な直線と円で構成される絵画に、しっかりと理論的な裏付けがなされていることを、驚きをもって理解できた。
シャルトルの青色で有名なステンドグラスの中には、中世の様々な職業が描かれたものがある。その中にはワイン製造にかかわるものもあり、当時連載していた「お酒と旅」をテーマにしたエッセイの話題にちょうどよかったので、単眼鏡持参…