アムステルダム コンセルトヘボウに通った日々 / その歴史、ジャンルや座席による視聴の違い
10日あまりアムステルダムに逗留して、コンセルトヘボウ Concertgebouw でのコンサート9回とオランダ国立オペラの観劇をしてきた。今回の滞在では、世界一の音響と思っているコンセルトヘボウに通うことができ、ホー…
10日あまりアムステルダムに逗留して、コンセルトヘボウ Concertgebouw でのコンサート9回とオランダ国立オペラの観劇をしてきた。今回の滞在では、世界一の音響と思っているコンセルトヘボウに通うことができ、ホー…
ワイマール文化が花開いた1920年代のベルリンの香りについて。退廃的なオペラの話からノレンドルフ駅近郊のゲイタウン、カバレット(キャバレー cabaret)を巡りつつ、黄金の20年代に思いを馳せてみた。旅の最中に持ち歩…
オーケストラ演奏に惹かれ、海外の演奏会に足を運ぶきっかけとなった原体験のようなコンサートは1989年2月のジュリーニ指揮ベルリンフィルの演奏であった。この時の冬、ベルリンフィルを聴きたいがために、まだ壁があった時代のベ…
オーディオに関心を持つようになったきっかけはアムステルダムのコンセルトヘボウでのコンサートホール音響体験であった。最初のオーケストラチューニングの時点で、このホールの身体を包み込むような豊かで自然な響きに魅入られてしま…
現在、欧米におけるたいていのコンサートチケットは、インターネットで購入できる。振り返ってみるとインターネットのなかった時代の旅は、コンサートチケットだけでなくホテルも鉄道も予約が大変だった。しかしながら、手続きが大変な…
ドイツのドレスデンを訪れた。運良くドレスデン音楽祭の真っ最中。そこで「オペラにここまで心を動かされたことはなかった」という体験をした。宮殿の中庭で行われた野外オペラのことであった。● コンサート形式のオペラ上演かと思い…
世界に冠たる音楽都市 ウィーンにおけるウィーン フィルの演奏会チケットはとにかく入手しづらい。その人気チケットを一般の人も手に入れられるよう奮闘している現地在住の日本人女性たちがいる。久々にウィーンを訪問したきっかけは…
以前、知人の計らいで運良くウィーン フィルハーモニー管弦楽団による非公開のゲネプロ(通し稽古)を見学することができた。ムジークフェライン/楽友協会の大ホール(Musikverein, Grosser Saal)でウィー…
パリのジャックマール アンドレ美術館でのコンサート、サロンのような雰囲気の中でシャンパンが供され、シャンパンはこのような栄華の中で育まれてきたことを思い出した。しかし、お酒の歴史を振り返ると華やかさだけではなく、戦争と…
都道府県魅力度ランキングで下位の群馬県。知事もご立腹だそうだ。しかしながら、この魅力度ランキングは全くアテにならない。実際に群馬県を訪問してみると、群馬県は魅力に富んでおり、その文化的成熟度に舌を巻いた。それがよく現れ…