さて、この扉の鍵穴はどこで、どうやって開けるのでしょう? / 海外アパートの玄関、部屋の鍵の開け方について

シカゴのアパートにて、到着時に大家さんから渡された鍵と玄関のドアノブ。さて鍵穴はどこで、どうやって開けるか、わかりますでしょうか(笑)?海外でアパートを借りると最初の難関が鍵の受渡しとその解錠方法です。

以前、同様の質問をした際も友人たちは「わがんねっすー」「わかりません。教えてください^^;」が多くの回答でした。また私と同じく海外で困惑された方も多くいました。この鍵の難題にぶつかったのは、シカゴのオヘア空港に夜遅く到着し、その足で借りたアパートに深夜到着直後でした。鍵束を無事受取り安心したのもつかの間、大荷物をかかえたまま、上階の部屋の前に立ち空くしてしまいました。大家さん帰宅してしまっただろうし、はてさて・・・

・シカゴ:鍵穴のない鍵も多い

実はこの扉に、鍵穴はありません。鍵束にある鍵2つは屋内のベッドルームの鍵でした、紛らわしい・・・。玄関の開け方は、鍵束左上の先端にある丸い金属部分を、ドアの上方黒い部分にある金属部分(電子キー)に合わせると、透明リング部分が発光します。その後、突起のあるつまみを回転させ解錠しつつ、ドアノブを回してドアを開ける。これが正解でした。尚、この丸い金属部分(電子キー)は、アパート建物に入る際、呼び鈴付近にかざして、建物入口の解錠にも使います。こちらは単純にかざすだけで、電子ロックが解錠され、そのまま押し扉が開きます。その先入観があったので、電子キーはアパート建物入り口用で、まさか部屋の玄関解錠にも使うとは思いませんでした。

海外では外鍵と部屋鍵の二つを渡されることも多く、今回は広めのアパートだったので室内の鍵もいくつもついていたようです。つまり場合によっては、たくさんの鍵を受け取ることがあって、道路からアパートの敷地内に入る為の鍵、建物に入る為の鍵、建物内の自分の部屋に入る鍵、家の中のベッドルームの鍵など、鍵だらけ状態に遭遇することがあるということになります。

道路から敷地に入る扉や建物に入る扉は多くの人が使うのでナンバーロックだったり、先の電子キーだったりすることが多いようです。電子キーもキーをかざすだけで扉が開くので、手間ではありません。パリやセルビアがこの形式でした。昔はいちいち鍵穴に鍵を射し込んで、家の出入りにずいぶんと時間を要したことでしょう(笑)。欧米ではこうした「鍵」「鍵」「鍵」の鍵責めにあうことがけっこうあります。そこで、参考までに各国で出会った事例を報告いたします。

・ベオグラード:ストレスのないシンプル手法

この時も夜、空港からタクシーで20分ほどで、市内の借りたアパートに到着しました。ただ、この時は余裕です。なんと大家さんとの鍵の受け渡しはなし、事前にメールにて玄関と部屋の暗証番号(ナンバーロック)を教えてくれる方式でした。これはストレスなく助かりました。遅くの到着でも不安なし、ナンバーロックの場所がわからなかったりしないかぎり、部屋に入れないなどの問題がおこりえません。ただ、いざという時の為に大家さんのSMSを教えてもらっておくとと吉です。写真のようにけっこうな暗がりの場合もあるので、念には念を入れましょう。薄暗い寒空の下に荷物抱えて放浪するのはかないませんから。

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 路地に面した建物に入る扉、ぼおぅと光るのがインターフォン@ベオグラード
インターフォンとナンバーロックキー@ベオグラード

・プラハ:大家さんが同行してくれた

こちらもベオグラードと同じくインターフォンがあって、そこに電子キーのパネルがついています。この時は大家さんが近くに事務所をかまえていて、日中は尋ねていける環境だったのがよかったですね。部屋を借りる際も大家さん同行で鍵の開け方やエレベータの使用法を丁寧に教えてくれました。この時は電子キーを敷地に入る玄関と建物に入る扉で使いました。部屋に入る扉は通常のリアル鍵です。

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階段を上がって扉右手がインターフォンパネル@プラハ

・パリ:街中でも安心の万全機構

ヨーロッパの都心部の建物は大きくて中庭もあったりするので、意外に奥行きがあります。その為、道路から敷地に入る扉をくぐった後にも幾重にも扉があります。特にパリは古い建物ばかりなので、道路に面した扉が木製のことも多く、入ってすぐに鉄格子の扉があったりします。そして、建物に入る前に中庭からもうひとつ鉄格子があり、建物に入って自分の部屋の鍵があるという具合。夜の帰宅時は自動で灯りがつくようになっていて鍵を捜したり、電子キーをかざすのに不便はないのですが、その昔はどうしていたのでしょう。

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パネルの下の黒い突起に電子キーをあてて解錠します@パリ
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道路から入るとすぐに鉄格子の扉、この奥にも鉄扉があったりします@パリ

・ロンドン:ややこしいが事前説明が丁寧

こちらもパスワードを事前に教えてくれ、鍵の受け渡しはなし。しかも、鍵の受取り方の動画URLまで送ってくる丁寧さで、さすが英国人と言った感じでした。ただ、動画がなければ、シカゴの時のようにドアの前で立ち往生するような微妙なしかけ(笑)。写真の白いboxのカバーを開けるとダイヤルがあり、更にダイヤルを合わせて、薄いプラ板を引っ張ると下から部屋に入る為のリアル鍵が出てくるしかけです。尚、玄関の鍵は電子キーで右上のパネルにキーをかざすと解錠されます。

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大英博物館の裏近辺のアパート、玄関は左の階段をあがった扉@ロンドン
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中央がキーボックス、右上が電子キー用のパネル@ロンドン

・ブリュッセル:偶然に救われたケース

ここはアパート到着前にトラブりまして、とても不安な気持でのアパート訪問になりました。この日は鉄道での移動中にいきなり電車が運行停止になり、アムステルダムから大迂回をしてのブリュッセル入りとなりました。更に追い打ちをかけるようにスマホで使っていた海外SIMがチャージできなくなってしまい、電話も不通状態に(笑)。悪いことというのは重なるものです。更にはアパートの大家さんに待ち合わせの時間に遅刻する旨のSMSをしているのだけど、一向に返事がない。

なんとかブリュッセルに到着した後は足早にアパート鍵の受け渡し場所に行きます。大遅刻をしているのですから、もちろん待ち合わせ場所には誰もいません。このまま数時間大荷物をもって街の真ん中にいるのは厳しいな、と思いながら、ふと待ち合わせ場所の後ろにあったドアを見るとアパートの管理会社の呼び鈴ボタンが(笑)。迷わず呼び鈴を押すと中からおじさんが出てきてくれました。お名前を確認するといきなり「ご免ご免、俺英語できないんだよ」と(笑)。SMSは読んでいたけど、遅刻の旨が伝わっていなかったようです。

早速彼が向かいのモールの上にあるマンションに誘導してくれました。写真は夜中はモールが閉まるので、裏口のこの通路から入って、と教えられた通路。横に古い飲み屋さんがあって、趣のある小径です。この扉をくぐると無人のモール内に入ることができます。そして、アパートの建物に上がっていく手前に別の鉄格子があり、更にフロアの施錠扉があり、やっと部屋鍵を開けて部屋に入れるというダンジョンゲーム状態でした。

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奥の鉄格子が夜のモール入り口@ブリュッセル

やはり、逗留する旅ではアパート泊は快適です。地元の美味しい食材や総菜を買ってきて煮炊きをしたり、ゆったりと我が家のように食事もできます。洗濯機もあるので旅の荷物を少なくできます。アパート鍵についてはいろいろ書きましたが、旅の初日はこういったドキドキわくわくも、よい思い出となることでしょう。お世話になったアパートのドアノブ周辺は今でも各国ともに鮮明に記憶に残っています(笑)。

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