ビバ!小型スキレット / 手軽で簡単、キャンプでも大活躍の鉄鍋

・キャンプで重宝する小型スキレット

キャンプでは、小型スキレットが重宝する。スキレットとは、鋳鉄製のフライパン、言ってみれば鍋底が浅め鉄鍋。鍋自体に適度な重量がある為、キャンプ用の小さなガスバーナーでも安定性が良く、調理をしていてもひっくり返る不安がない。そして、小さなキャンプ用バーナーの火力だけでも、食材に充分な火がまわるので小型スキレットはキャンプ料理との相性がとてもよい。

小型スキレットとガスバーナー @伊豆半島 松崎

一泊程度のキャンプであれば、肉をワインとハーブに漬けたビニール袋をそのまま持参し、夕食はそのままスキレットで煮てしまう。充分な火力と圧力で、美味しい煮込み料理が簡単にできる。ソロキャンプなら、肉を漬けた袋をひとつ持っていき、多人数のキャンプ時は味付けの異なるものをいくつか用意する。スキレットを複数持っていけば、違った味付けの料理を熱々のまま、テーブルに並べられるのも便利だ。朝食も現地で調達した新鮮な卵や肉類をそのまま火にかけて、調理後はテント内に持込んでの朝ご飯にできる。

キャンプでの朝ご飯 @伊豆半島 松崎

・小型スキレットをお勧めする理由と選び方

大きな鉄鍋はどうしても重くなる。鍋に料理が入っていると鉄鍋の自重に加えて、相当な重さだ。女性にとっては少々シンドイ作業と思う。しかし、小型スキレットなら片手で持つことができるから調理は楽々できる。また、コンロの数だけ1度に料理がつくれるので、小ぶりな料理をぱぱっと作って食卓を多彩にしてくれるのも小型スキレットならでは。

今、使っている小型スキレットは直径15cmのもの。付属する重い蓋は圧力鍋と同じ効果も得られるし、フライパン替わりにもなるので蓋付きのスキレットを購入した方がよい。蓋があればご飯も簡単に炊けるので、キャンプでは飯盒も不要になる。また、鍋底用の金網が付属していると燻製をつくる時に便利。チップを下に敷いて、チーズなんかに燻製風味をつけてもよい。ちょっとした酒のツマミつくりに重宝する。

また、鉄鍋類は取っ手(持ち手)がついているものを選ぶほうが好都合だ。鉄鍋はとても熱くなるので厚手の鍋つかみで、鍋をつかむ際の持ち手があると助かる。加えて、厚手の鍋つかみと厚手のコルクでできた鍋敷きはあったほうがよい。
小型スキレットの活躍の場は多いが、鋳物なのでお値段はさほどでもない。そして、手入れさえしっかりすれば、半永久的に使い続けられるので、できれば複数購入しておくのもよいと思う。

・小型スキレットの手入れ、使い方は超簡単

小型スキレットを使う前に、まずはシーズニングと言われるクズ野菜を炒める作業をする。出荷時に鍋に付着した不純物を取り除き鍋を綺麗にするため。たった、それだけですぐに使える。

スキレットを使用した後は洗うのだが、気をつけるのは錆(さび)のことだけ。濡れたまま放置するとすぐに錆が出てくるので、水洗いした後は、火にかけて水分を飛ばしておく。更に軽く油を塗っておくと良い。ちなみにスキレットを洗う時は絶対に洗剤を使わないようにする。水洗いのみで、たわしで汚れや焦げをこそぎ落す感じで十分。洗剤を使わなければ蓄積した鍋表面の油の膜がはがれず、使っているうちにスキレットの鍋底は黒光りして、どんどん育っていく。

和平フレイズ 鉄スキレット

・キャンプでのつきだしにはアヒージョを

スキレットで1番簡単な料理はアヒージョだろう。具材にオリーブオイル、ニンニク、唐辛子を加えて火にかけるだけ、レシピとも言えないながら、酒飲みにはたまらない手早くシンプルで美味しい料理。
例えば、ぶつ切りした蛸とミニトマト、乾燥ニンニクとちぎった唐辛子を加えて、火にかけるだけ。これまた出汁が蛸の香りと甘さで美味しくできあがる。 

蛸とミニトマトのアヒージョ を仕込み中

・牡蠣のアヒージョ
他の料理で使う牡蠣を少し拝借して、料理準備中につまみ食い用にアヒージョをつくってもよい。つまみなので、唐辛子は種まで入れてちょい辛めに仕上げた。

牡蠣のアヒージョ

・エビとイカのアヒージョ
大ぶりのエビとイカをたっぷりめに使ったアヒージョ。頭つきのエビは出汁がたっぷりで、このオイルをつけたパンがこれまた旨い。

エビとイカのアヒージョ

・エビとブロッコリーのアヒージョ
エビのアヒージョは定番の旨さだけどシンプルすぎるので、ブロッコリーの彩りを加えた。しかし、実のところは、どちらも冷凍食材。見栄えを多少よくしたい時、食材を冷凍庫から取り出して、ちょいと突き出しのようにつくるのにちょうど良い一品。

エビとブロッコリーのアヒージョ

・小型スキレットで作るキャンプ飯

キャンプの食事は手早さが求められる。あまり野外で調理の手間暇をかけたくないし、アクティビティの後は、お腹が空いていてすぐに食べたい/飲みたいモードだ。

・トンテキのワインソースがけ
これも事前にお肉を漬け込んでおいてキャンプ地に持参するパターン。現地で調理する手間を大幅に省ける上に美味しい。豚ロースをワイン+調味料に漬け込む。調理の際に肉を丁寧に焼いた後、キャベツを添えて漬け汁でそのまま蒸し煮。漬け汁は赤ワイン、ウスターソース、ケチャップ、ニンニクと塩を少々とした。漬け時間を除けば、チョイチョイとつくれる一品で、人数分作るのも簡単。スキレットのまま配膳し、そのままナイフとフォークで熱々をいただく。

トンテキのワインソースがけ

・丸ごとトマトと牛肉の蒸し煮
牛肉をトマト、ニンニク、ローズマリーで蒸し煮。炒めたタマネギを下に敷き、トマトソースを少々加える。そこに牛肉とヘタを深めにとったトマトを投入。ヘタをとったトマトの穴からスープが流れ出し、タマネギトマトスープも楽しめる。黒胡椒を多めに、軽めの赤ワインと相性バッチリ。

丸ごとトマトと牛肉の蒸し煮

・豚肉のビール煮
キャンプ飯定番のビール煮。小型スキレットだとお肉は塊肉ではなくカレー用の一口サイズを使う。これを玉葱炒めと共にビールでコトコト煮込む。手早く出来るのでキャンプご飯ににちょうど良い。そして、ビールのつまみに最適。溜まったスープはバケットをひたして2度美味しい。

豚肉のビール煮

今回はキャンプでの小型スキレットの魅力をご紹介した。次回はせっかくなのでお家での小型スキレットの活用方法をご紹介したいと思う。(次回へ続く)

こちらの小型スキレットを使っています-和平フレイズ 鉄スキレット-

静岡県 / 松崎

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