華麗なる芸術都市の光と闇 “魔の都”ウィーンに響く、天才歌手グルベローヴァの美声 / 『滅びのチター師』と『うぐいすとバラ』を読む

音楽家と愛好家、こうも音楽にかかわる人々がウィーンに引き寄せられるのはなぜか。映画『第三の男』、ロマ(ジプシー)の人々、コロラトゥーラソプラノとして著名な歌手・グルベローヴァの歌声に触れながら迫る。映画『第三の男』(T…

海外旅行での市場の楽しみ 3 / ビジネス教材にもなっている「魚のキャッチボール」と 港町の市場、アジアの様々な市場

港町の市場はなんと言っても新鮮な魚が店々に並び壮観である。港は流通の拠点でもあるので、市場には雑貨含めて豊富な商材が並ぶ。かくなる理由から港町の市場はどこも大賑わい、潮の香りを嗅ぎながらの早朝からの買物は胸が高鳴るもの…

シカゴ(Chicago)のコンサートホールとその音響のユニークな歴史 / シカゴ交響楽団の本拠地、数々の優秀録音を生んだシンフォニーセンター内のオーケストラホール

古くは名指揮者フリッツ・ライナー時代から録音では散々親しんできたシカゴ交響楽団(The Chicago Symphony Orchestra)の演奏、そしてそのシカゴ交響楽団の本拠地にして数多くの録音が残されているシカ…

旅行の持ち運びに便利な万能オリーブ石鹸 から シリア・ヨルダン旅に想いを馳せる / 池袋の古代オリエント博物館でパルミラ遺跡を見学し、『イスラム技術の歴史』アルハサン,ヒル 著 を読み石鹸の起源を知る

旅で重宝するオリーブ石鹸、以前中東に旅に出かけていた時から愛用するようになった。 池袋の古代オリエント博物館でパルミラ遺跡の大きなジオラマを見て、内戦で荒廃し様変わりしてしまったであろうシリアに想いを寄せた。そして、書…

グダニスク近郊 ガイド 1 グディニャ / バルト海の三連都市 グディニャ、ソポトとギュンター・グラスの小説『蟹の横歩き ヴィルヘルム・グストロフ号事件』 を読む

グダニスクは歴史ある街だけあって、その近郊にも見どころのある街がいくつかある。グディニャは外航船やフェリーが行き来する北の玄関口であり、ポーランド海軍本部もある軍港でもある。そのグディニャとグダニスクの間に位置するソポ…