海外ツーリング-イギリス編 1 / ロンドンでオートバイを借りる + エンジントラブル

海外でのオートバイのレンタル方法(レンタルバイク)は様々。今回はイギリス / ロンドン編をご紹介。
レンタルバイクショップはネットで簡単に見つけたが、宿泊場所との距離や電車などで借りに行く際の利便性などで絞る。レンタルバイクショップはたいてい都心から離れているので、このアクセスが借りる際も返却の際も胆になる。更に今回は大都市のど真ん中で車両が立ち往生するというトラブルまであった。その対処時の状況もご説明したい。

・イギリス ロンドンでバイクをレンタルする

ネットで探したバイクのレンタルショップRaceways Motorcycle Rentalsへ。地下鉄 Surrey Quays駅からほど近く、歩いてすぐだったのが決め手だった。場所はロンドン市内とグリニッジの間くらいで、市内からのアクセスもまずまず。

このレンタルバイクショップがある近辺はサリー・ドックと呼ばれ19世紀から戦後まで各国から木材や穀物が船で運ばれ大量に陸揚げされていた。言わば港湾地帯であり、この近辺のテムズ川に突きだした半島のほとんどが溜め池で虫食い状態であった。1970年になって船の出入りは禁止され、それらの溜め池状のドックが埋め立てられ、商業地区などに再開発されている。どことなく小綺麗ながら上品さに欠ける雰囲気はそのあたりからきているのかもしれない。

店頭にバイクが並ぶ@Raceways Motorcycle Rentals

レンタルバイクショップを訪れてみると接客も丁寧でホッと一安心。アメリカのレンタルショップチェーンなどでは、とても機械的にさばかれることもあるからだ。レンタルしたバイクはヤマハのPHAZERで直前に洗車しておりピカピカの状態。
今回は短期間なので装備(ヘルメット、ジャケット、グローブ)はすべてお店で借りた、これらはすべて無料。ちなみにこの借りたグローブ防水性が高く、お土産にひとつ購入することにした。日本製のグローブは手の大きい自分には合うものが少なく、革製のものは防水性がイマイチなので、とてもよい買い物となっている。

忙しそうな店主@Raceways Motorcycle Rentals

・借りたオートバイで出発

レンタル手続きを終えて、まずは教えてもらったガソリンスタンドで給油を。どうも前の借り主が給油せず返却したようだ。イギリスの給油方法は先にセルフで給油して、ガソリンスタンドの建物内にあるカウンターに給油機ナンバーを伝えて精算する方式。クレジットカード対応になっている給油機は少ない模様。

給油時のヤマハ FZ6フェーザー

慣らし運転を兼ねてバイクショップから近かったカティーサーク号(The Cutty Sark)まで流してみる。小雨が降っているが、ロンドンの雨は本降りにならないので、雨具を着ていれば全く気にならないし、乾燥しているので雨が上がれば衣類もすぐに乾いてしまう。

曇天の中の カティーサーク号 @The Cutty Sark

しかし、市内に戻る途中ですぐに雨はやみ、市内のビル群に光が射して美しい景色に。

シティ・オブ・ロンドンのビル群@City of London

・予想外のバイクトラブル、場所はロンドンのど真ん中

しかしながらここでトラブル発生。バイクのエンジンが走行中に突然停まってしまった。しかも悪いことにトラブった場所がシティ・オブ・ロンドン(City of London)という、東京で言えば大手町と兜町をあわせたようなロンドンの金融街のど真ん中。なんとか交通の邪魔にならぬように歩道にバイクをあげたはいいが、歩道は狭い上に、そもそもバイクを歩道に停車することはロンドンではNG。CCDカメラ等で違反は至る所でチェックしている。そんな状態だから歩行者にも疎ましがられるという状況だった。

レンタルバイク屋に問い合わせたところ「AAに電話しろ」とのこと。AAって何?という状態ながら、説明を聞くと AA とは Automobile Association というロードサービスであることがわかった、日本のJAFである。そこで周囲のビジネスマンに応援をお願いして、そのAAなるところに電話で詳細な場所を説明いただく。そして、その時に駆けつけてくれたのがこの方。バイク修理はどんなものかと思ったが、さすがはバイク乗りの担当者、迅速かつ的確に故障箇所を指摘。

エンジンストップの原因はバッテリーが劣化だったようだ。ヤマハ FZ6フェーザーは水冷式の超高回転エンジンなので、渋滞時にエンジンを冷却するためのファンが勢いよく回り続けていた。たぶんそれがバッテリーを弱めている原因だろう。ただ、まさか乗っている最中にバッテリーが昇天するとは思いもよらなかった。

こちらはAAのバイク。応急修理をしてくださったAAの担当者曰く「このバイク、イケるだろ?」だって (苦笑) 。「そっちのバイクを貸してくれ」と言ったら笑ってかわされた。この方はとても親切な方で、応急処置をしてくださったバイクでホテルに戻る途中、しばらく様子を見つつ併走してくれた。

ホテルまではローギアで回転数を上げ充電しつつ無事に戻ることができたので、いくぶんバッテリーにも充電はされているようだ。そこで、ホテルそばにバイクを駐車し、翌朝早々にバイクを交換してもらうことにする。

ちなみにロンドンには至る所にバイクを停めるスペースがある。道は細くてくねくね道の多いロンドンだが、駐車に関してはしっかりスペースが確保されている。そばの標識には駐車してよい時間が丁寧に書いてあるので、これを確認して、停めるのがポイント。

バイク駐車スペースの標識

トラブルで始まったロンドンツーリングだが、皆さんの親切に助けられ希有な体験となった。次回はこのバイクを返却する所から(次回に続く)

夜のバイク駐車スペース、教会前なのでちょっと安心(笑)

イギリス / ロンドン

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