夕焼けが似合って美味しい街 / 立石「宇ち多゛」訪問記と葛飾区郷土と天文の博物館

ゴールデンウィーク後半に葛飾 お花茶屋にある「葛飾区郷土と天文の博物館」へ行ってきた。ここは所謂郷土資料館に加えプラネタリウムなどの天文の博物館が併設されている。そして特別展では、あの「せんべろ」で有名な立石商店街の展示が。再開発も噂される立石、訪れるなら今がチャンス。 有名なモツ焼き「宇ち多゛」 にも行ってきた。

葛飾なので戦国時代の葛西城等の展示に加え、こうした町工場の展示などもある

・葛飾区郷土と天文の博物館で立石を予習する

運のよいことに、「葛飾区郷土と天文の博物館」では活動成果報告展「葛飾探検団 定点観測立石 2018」が開催されていた。立石と言えば、せんべろの聖地で、訪れる度に発見がある楽しい街。最近は再開発も噂され、お酒好きにはあの風情ある一帯の今後が気になるところだ。

今回の博物館の展示は関東学院大学との共同で製作された3D模型や国会図書館にあたった半世紀前の資料など力作が多い。こういった商業施設は変遷も激しく、特段記録もなされないので調べるにはたいそう苦労したことと思う。中でも目をひいたのは1957年、1986年、2018年の商店街の店舗配置図。

商店街の店舗配置図 1957年
商店街の店舗配置図 2018年

これを見ると有名なモツ焼き「宇ち多゛」は増床したことがわかるし、行列のできる「栄寿司」は以前居酒屋であった。商店街横の大きなイトーヨーカドーはかつて大きな医院だったこともわかる。またその昔は駅側に居酒屋がたくさんあって、今ではシャッター通りとなっている立石大通り側アーケードには、洋品店や鞄屋が並んでいたようだ。これらが俯瞰できる見事な掘り起こし作業である。

今では寂れて元気が少々足りない商店街ながら、夕方くらいから様相は一変する。ゾロゾロと買い物やお酒を求めて人が集り、退勤お疲様な勤め人たちが総菜屋や一杯飲み屋に列をなす。こうして穏やかな夕暮れの似合う景色になっていくのが味わい深い。

・再開発などどこ吹く風、立石の名店「宇ち多゛」へいざ!

ちょうど先日、立石に所用があって、少々並べば入れそうなので、昼飲み気味に「宇ち多゛」で梅割りをいただいてきた。

モツ焼きに煮込み、そして梅割り@宇ち多゛

モツ焼きはシロ、アブラ(頭部のコラーゲン)に、煮込みとお漬け物を注文。肩がくっつくほどの狭い店内で、相変わらず皆さんが昼間から静かにしっとり杯を重ねている。

そして、店員はため口で、座る場所は指示され、注文も曖昧だと細かく詰められる(笑)。お客の皆さんは、借りてきた猫状態。

おとなしめの童顔男子がふらりと入ってくる。注文は梅割にサイダー。店員が「未成年じゃないの?」と真顔で問う。横に座るおっちゃんが「違う違う」と知らぬくせに弁解(笑)。妙な客同士の助け合い。「何か証明するものだせば」と別の客。すると店員が「いいよ」とあっさり引き下がり、トクトクと焼酎をグラスに注ぐ。

旨そうに飲む童顔君、隣客とボソボソ話をして出身が新潟とわかる。なんだか、よい雰囲気の酒場。自分の隣のおっさんは私の皿を見ながら「あっ、アブラ頼むの忘れた。でももう若くないからなぁ」だの「最後は漬け物にすればよかった」と独り言。これまた、よいBGMで、私は目の前の煮込みが煮える鍋を見つめながら2杯目の梅割にすすむ。平日の昼間っから皆さん淡々と杯を重ねる様に、時間が静止しているような景色だった。

立石の路地

<追加情報>

鳥房@立石

生のテッポウ@立石 宇ち多゛

ボイルレバ+酢@立石 宇ち多゛

<詳細情報>
・宇ち多゛
東京都葛飾区立石1-18-8 仲見世商店街
・鳥房
東京都葛飾区立石7-1-3
葛飾区郷土と天文の博物館
東京都葛飾区白鳥3-25-1
郷土資料館以外にも、屋上には大きな天体望遠鏡のドームやプラネタリウムもあり、区の施設にしてはとても大きくて立派。また、駐車場もバイク置き場もしっかりありアクセスにも不便がない。

東京都葛飾区 立石

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