千葉県 館山の『渚の博物館』圧倒的な網漁のジオラマ / ハンブルク アルトナ博物館で見た網漁展示の謎が解けた
海事博物館としてかなり優秀な博物館を千葉の辺境で見つけた。『渚の博物館』という「みちの駅」ならぬ「渚の駅 たてやま」に併設された博物館で、規模も大きく、なかなか立派な施設である。島国にしては日本には海事博物館が少なく、…
海事博物館としてかなり優秀な博物館を千葉の辺境で見つけた。『渚の博物館』という「みちの駅」ならぬ「渚の駅 たてやま」に併設された博物館で、規模も大きく、なかなか立派な施設である。島国にしては日本には海事博物館が少なく、…
千葉県には素晴らしい美術館が点在している。しかし、そのどれもがローカルすぎて交通不便、そこでオートバイツーリングと合わせ技で各美術館を巡ってみた。房総半島のど真ん中、高滝湖の湖畔で才気走った企画が目立つ市原湖畔美術館、…
今から4,5年ほど前、本格的な夏の始まる前の今時分のことである。伊豆の松崎港にツーリングがてら1人キャンプにでかけた。ちょうど読んでいる『グローブトロッター 世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』という本に明治の築地ホテルが…
列強との争いに生き残りをかけ、芸術大国たろうとしたミュンヘン、またヴィッテルスバッハ家に代々受け継がれている芸術称賛の姿勢によって首都ミュンヘンの芸術基盤、美術も音楽も素晴らしい環境が整い、それがコンサート会場や ピナ…
かつて芸術大国として生き残りをかけたミュンヘン、その切実なるルードヴィヒ1世の想いが現在のアルテ・ピナコテークの充実した収蔵品にあらわれている。時はナポレオン戦争終結後、ドイツ統一前夜の激化する諸国情勢の最中、劣勢のバ…
前回からの続き。ロンドン郊外に精神疾患の治療の一環で取り入れたアート作品や治療の歴史などを展示している博物館「ベスレム こころの博物館(Bethlem Museum of the Mind)」と 「ベスレム ギャラリー…
英国の看護士フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)がクリミア戦争の看護経験を元に設計したセント・トーマス病院(聖トーマス病院 St Thomas' Hospital)の病棟は…
ポーランド第4の都市 ヴロツワフ/ ブロツワフ / ブロツラフ(ドイツ語名ブレスラウ)。歴史は古くクラクフやグダニスクにも負けない美しい街である。元はスラブ民族の土地であったが、その後ハプスブルク家支配下の時代もあり、…
ポーランド第4の都市 ヴロツワフ / ブロツワフ / ブロツラフ。ドイツ語名では ブレスラウと言い 17~20世紀においてはハプスブルク家やプロイセン王国の支配下にあった。その為、スラブの文化と成熟したドイツ・オースト…
今回の旅のテーマは、東プロイセンとハンザ都市を巡ることだったのでマルボルク城(Zamek w Malborku)/ マリーエンブルク城は外せない訪問地であった。マルボルクのドイツ名はマリーエンブルク (Marienbu…