美顔と言ってもオートバイの話。ツーリングをより快適にする為にカウル(カウリング、フェアリング)を変更し「GIVI エアロダイナミクススクリーン (BMW R1150R 用 A146)」 をバイクに取り付けた。
目的は高速走行時での風圧を和らげることである。小さなカウルひとつで劇的に旅の疲れを減らすことができる。常に上半身に受ける風圧は長時間走行では肩こりの原因、オートバイの風防はこれを防ぐ有効な手立てだ。
取り付けはとても簡単だが、工具にはボールポイント六角レンチが必須となる。
● BMW R1150R 表情三変化
・初代:純正 ミニスクリーンの顔
・ミニスクリーンを取り外したすっぴん顔
一昔前のオートバイっぽいシンプル顔で、これはこれで気に入っていたが、高速走行での風圧には耐えがたいものがあった。
・3代目:エアロダイナミクススクリーン装着顔。
精悍な面構えになり、身体に受ける風圧も激減した。
● BMW R1150R GIVI エアロダイナミクススクリーン の取り付け方
このカウルは両サイドを二本のステーで支えるような形で取り付ける。車体とはボルト2本で装着ができるので着脱は簡単、取付方法も付属の説明書で簡単に理解できた。
説明書に記載がないがボールポイント六角レンチが必須となる。ハンドルの真下にある六角ボルトの導入口が多少斜めになっている為、通常の六角レンチでは差し込めず、ボールポイントでボルトを外す必要がある。
斜めからボルトに差し込んで、取り付け時には締め付けもしっかりできる。ボールポイント六角レンチはホームセンターで手軽に購入可能だ。
GIVI エアロダイナミクススクリーン装着後、高速走行時での風の受け方は劇的に改善した。ミニスクリーンをふた周りほど大きくしただけながら、胸に当たる風がほとんどなくなる。
その為、風圧がきつい際にも腕を突っ張る必要がなくなり肩の力が抜け、走行時の身体全体が楽になった。もちろん肩こりなども生じない。
また、ヘルメットの上部に風が流れるためか、高速走行時でも顔を横を向けることが楽になり、左右の確認がしやすくなった。デザイン的にはネイキッド感を損なわない上に、この効果であればロングツーリングには最適である。