バーグマン200 ハンドルにUSB電源を取り付ける/ハンドルカバーを外しての配線方法

バーグマン200 ハンドルにUSB電源を取り付ける/ハンドルカバーを外しての配線方法

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バーグマンのフロントボックス内部には、12V36Wまで使用できるシガーソケット(アクセサリーソケット)が標準でついている。しかし、フロントボックス内なのでそのままでは充電用途くらいしか使い道がない。そこで、フロントボックス内からハンドルまで配線を取り回してハンドルにUSB電源を取り付けた。この方法であれば本体の加工など一切せず、ハンドルカバーを外すだけで配線が可能である。
現在、このUSB電源にKaedear(カエディア)スマホホルダー、巻き付け式のグリップヒーターを接続している。
デイトナ(Daytona)バイク用USB電源の取り付け
ハンドルカバーを外しての配線方法
フロントボックス内のシガーソケットへの接続
ハンドル電源を便利に使う/Kaedearスマホホルダー グリップヒーター

○ デイトナ(Daytona)バイク用USB電源の取り付け

バイク用 USB電源をハンドルに取り付けるパーツはいくつもある。そこで、今回は『デイトナ(Daytona) 取付幅13.5mm スレンダーUSB 2ポート 98438 ¥3,186』を使うことにした。これまでもこういったパーツは、ほとんどデイトナ製品にしている。デイトナの製品は失敗がないのと安価な製品の割に解説書などが丁寧に書かれているのでいつも重宝しているからだ。

5cm程度のミラーマウント をつけていたので、ここにRAMマウントと並べて電源を取付けた。

バーグマン200 ハンドルにUSB電源を取り付ける
バーグマン200 ハンドルにUSB電源を取り付ける

○ ハンドルカバーを外しての配線方法

バーグマン200 ハンドルカバーはとても簡単に外すことができる。ハンドル下部のプラリベットを左右2つ外すだけである。リベットの中央をドライバーで押せばリベットが浮き上がり、取り外すことができるのだ。

ハンドル下部のプラリベット
ハンドル下部のプラリベット

リベットを取ったら、前側のカバーとの接合部をゆっくり剥がすように外すだけだ。電源を取り回すだけなら、これだけで作業が可能だが、ついでに前側のカバーを外して、軽く内部を拭き掃除しておいた。前側のカバーはハンドルの裏側真下にあるプラスねじを左右外せばよい。

ハンドル裏側のプラスねじ
ハンドル前側のカバーを外したところ
ハンドル前側のカバーを外したところ

フロントボックス内部への配線の取り回しについては、ハンドル軸の穴に配線を通し前輪上に垂らす。すると前輪上(ホーンあたり)に電線が垂れてくるので、これをフロントボックスの蝶番部分の隙間に通してフロントボックス内に線を取り回す。

ハンドル軸の下から配線を垂らす
ハンドル軸の下から配線を垂らす
前輪上からフロントボックスに配線を取り回す
前輪上からフロントボックスに配線を取り回す

○ フロントボックス内のシガーソケットへの接続

デイトナのスレンダーUSB 2ポートはブレーキスイッチに接続して使用できるがバイク本体に接続すると漏電した際にバイクに不調をきたすので、使用しなかった。せっかくフロントボックスにシガーソケット(アクセサリーソケット)がついているので、シンプルにこれをそのまま使うことにする。

デイトナのスレンダーUSB 2ポートの赤黒線をシガーソケット アダプター オスにつなぐだけである。シガーソケット アダプターは数百円で買えるし、複雑な作業でもない。

尚、こういった簡単な工作の際には電工ペンチギボシ端子セットがあると便利である。半田づけなどせずとも完璧な結線ができる。

こうしてフロントボックス内のシガーソケット(アクセサリーソケット)に加工したシガーアダプターを差し込めばデイトナのスレンダーUSB 2ポートへの通電配線完了である。

シガーソケットで配線したフロントボックス
シガーソケットで配線したフロントボックス

○ ハンドル電源を便利に使う/Kaedearスマホホルダー グリップヒーター

最近重宝しているのがKaedear(カエディア) バイク スマホホルダーである。その理由は振動吸収対応となっているからである。バーグマン200は停車時にけっこう振動が激しい、スマホを傷めかねないので、その対策とした。もうひとつは取り外しの容易さである。レバーでしっかり固定され、上下から押さえるのでスマホ横にある音量ボタンとも干渉しない。

Kaedearバイク スマホホルダーからデイトナのスレンダーUSB 2ポートに接続
Kaedearバイク スマホホルダーからデイトナのスレンダーUSB 2ポートに接続

もうひとつ冬の味方に巻き付け式のグリップヒーターがある。寒いときにマジックテープでちょいとハンドルに取り付けてやればよい。最近は恐ろしいほど寒い日はわずかだから、こういった簡易なもので十分暖をとることができる。

尚、ちょっとしたツーリングではこちらで紹介した電熱ウエアで暖をとるのも良い。こちらも接続すれば関東圏の冬くらいなら十分しのぐことができる。

巻き付け式のグリップヒーターの取付け
巻き付け式のグリップヒーターの取付け
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